<<<旧記事>>>『やりたいはずなのに...』『やらなきゃいけないのに...』 "なぜか頑張れない"の正体
なぜか頑張れない。そんな自分を責めてしまう選手へ
やりたいこと、やらなければならないべきことがあるのに、ついついスマホを何時間もいじってしまったり、この季節(1月)は布団から出られなかったりすることありませんか?私は毎日です。
なにも仕事や勉強など気が重いことではなく、部活や趣味や遊びも恋愛でも、この"体が動いてくれない、心が拒否する"は頻繁に起きます。
そんな時、目標に向かってひたむきに努力をする人をSNSやテレビなどで見て、自分と比較してしまうことありませんか?
"自分はもっと頑張らなきゃいけないのに、なぜか頑張れない" "自分はなんてダメな奴なんだ"と自分を追い込んだりしてしまう。"やる気が出る方法"をスマホや本で調べても、音楽を聴いて気分転換を試みても霧は晴れない。好転していかない。なんて行動を私もよくしてしまいます。
(こういうタイプをこちらの記事で、"義務感タイプ"だと説明しました。)
この"なんか思うようにいかないなぁ"という霧を晴らす方法を記していきます。
まず、人間は弱いので、サボりたくなるのは自然なことです。それは私を含め、皆んな同じです。おそらくオリンピック選手にも、こういったモヤモヤは頭に浮かぶでしょう。なので、まずは"自分はダメなやつだ"自分を責めることをやめてください。人類全員そうですので安心してください。
仮にもしそのまま悩み続けた場合、"私はほんとうにダメなやつだ、生きる価値がない"と自分を責めすぎたり、"本当の自分になれる居場所はここじゃないのか?" など、必要のない妄想にふけってしまうからです。
しかし私の経験上、やる気が出てくるのをただ待っていても、やる気はなかなか出てくれません。やる気が出たと思ってもすぐまた弱い自分が出てくるので、やる気を待つスタイルだと一向に行動が継続できません。
"絶対にやる気が出る!"という万能な薬はありません。なぜなら先ほど述べたように、人間は弱いからです。心が前向きになって取り組めるのは、やり始めた後だけです。
では、どうすればいいのか。
それは覚悟を持つことです。腹をくくることです。これだけは、時代錯誤の根性論が有効かつ唯一の手段です。
やる気が出ない自分を責めるのではなく、やる気がない自分と向き合い、最後まで戦い抜く覚悟を持ってみてください。
例えば、"なんか動きたくないなぁ、でも動こう!" や"もう少しスマホいじってたいな、でも机に置こう!"と意志を固めることです。
この"初志貫徹の覚悟を持つ"、たったそれだけです。これだけでほんとうに楽になります。
逆に、絶対にやってはいけないことが2つあります。
1つめは、"頑張れないってことは、これは私が本当にやりたいことではないんじゃないか?私の居場所は別にあるんじゃないか?"という現実逃避を始めてしまうことです。
この先には地獄のループが待っています。
なぜなら"ずっとモチベーションが下がらず、全てがうまくいく!"なんて自分に都合の良い世界は、この世に存在しないからです。どんなことでも継続すれば、必ず困難が待ち受けています。一度現実逃避を始めると、"私の居場所はここじゃない、ここでもないと"一生居場所を探し求める無限ループに入ってしまいます。
2つめが最悪のパターンで、"できない自分を変える努力を放棄し、開き直ること"です。
"私は頑張れる人たちとは違うから、しょうがない。このままでいい。その方が楽だから。"と現実から目を背けてしまうと、なにも成果が生まれないだけでなく、逆に精神的な地獄が待っています。
詳しくはこちらの記事を読んでいただきたいのですが、"逃げてヘラヘラしている自分でも受け入れてくれる人"に依存しても、楽にはなれません。"逃げている自分でもヨイショしてくれる人"に依存しても、楽にはなれません。
やる気が出ない自分に対して、"なんでやる気が出ないんだ!こんなんじゃダメだ!"と責めてしまうと自分で自分を追い込んでしまいます。その先には2つの地獄が待っています。
自分を責めるのではなく、"いま弱い自分が顔を出してきてるけど、立ち向かうぞ!"と、現実と向き合って戦う覚悟を持ってみてください。
もう一度繰り返します。
"いま弱い自分が顔を出してきてるけど、立ち向かうぞ!"です。
たったそれだけで霧が晴れたように人生が好転します。"勝手に頑張れる" "自然と踏ん張れる"状態になれます。"やばい、もう無理、もう嫌だ"という状態が自然と消えていきます。
"だから私は動けなかったのか!"ということが分かって、少しは楽になれたでしょうか?
"自然と頑張れる"ことができたら、次の"だからうまくいかなかったんだ!"という霧を晴らすstepは、"正しい頑張りをする"です!
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