みずたに探究室。 ゆる〜いアスリートの日々の気づき

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【日記】名探偵になった話 - 2020.06.05

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【名探偵になった話】

 


仕事のお供は、もっぱら無糖のコーヒーだ。
最近は調整豆乳で割るスタイル。 


お気に入りは、豆乳のまろやかさを
感じることのできる5:5の比率。


ここ数日はうだるような暑さが続き、
本当にアイスコーヒーが美味しい季節になった。


さてと、長いこと向き合っていたわりに
作業の進んでいないPC席を立つ。

 
冷蔵庫に向かう途中で琉球ガラスのコップを1つ手に取り、冷凍庫から取り出した氷を2つほど入れる。

 
氷のように透き通った琉球ガラスと、
浄水器の水で作った氷とがぶつかり合い
カチャンと心地良い音色を奏でる。

 
先にアイスコーヒーを入れ、
その上から調整豆乳を追い入れる。
このスタイルが自分のセブンルールの1つ目。

 
あえてかき混ぜはせず、
自然に混ざり合っていく様を見つめる。

 
完璧に混ざり合わないことで、
飲み心地や味が口にするたびに変化するのだ。

 
飲む前から舌鼓を打ちながら、
PCの前に軽快な足取りで戻り、
椅子に座り切る前に口をつける。

 
するとなんだか違和感がある。
口の中にベターっとまとわりつくような
嫌な風味が広がる。思わずウエーっと舌を出す。

 
"何かやばいものでも入れてしまったのか"と
20秒前の記憶を高速で巻き戻す。

 
"いや、何も間違えていないはずだ"
と、ここでピキーーンと閃光のような突然の閃き。

 
その仮説を確かめるために、
今度は慎重な足取りで再び冷蔵庫に足を運ぶ。

 
そして調整豆乳と無糖のアイスコーヒーを
自分の前に並べ、名探偵さながらこう言うのだ。

 
"皆さん、お集まりいただきありがとうございます。"
"この事件の犯人は、皆さんの中にいます。"

 

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