みずたに探究室。 ゆる〜いアスリートの日々の気づき

ひっそりと生きているアスリートが、日々の気づきや探究結果を公開しています。以下、絶賛連載中! "日本一ゆるい陸上選手の〜"シリーズ ①エッセイ『アスリートが社会のレースから降りてみた』 ②生き方提案『心が軽くなるネコ型お気楽ライフのすすめ』 ③指導の哲学『心を殺さない指導 脱・勝利至上主義』 ④走りの哲学『走りの3種の神器 -腹圧・乗り込み・重心移動-』

<<<旧記事>>>【スポーツ推薦と実業団選手には死んでもなりたくなかった】

前述したとおり、僕にとっては勝ちたいという想いは、あくまでモチベーションの1つに過ぎず、必ずしも1番ではない。

1番のモチベーションは、"新しい感覚を掴んだ瞬間の興奮を味わいたい"だ。

 

陸上は自分の世界に入れるから好きだ。

走るという行為は自分だけのものであって欲しい。

だから、走ることが自分だけのものじゃなくなるのが怖い。

なので、結果を出さなければならないスポーツ推薦なんて死んでも嫌だしお金をもらって走る実業団選手になるのも死んでも嫌だ。

おそらくそういうアスリートは世の中に一定数いて、実力があるのに大学や実業団では競技を続けず、でも趣味として陸上を続けている人が増えてきていることがその証拠だろう。(根拠となるデータはないが)

 

結果を出すのがもし義務であるなら、僕は結果を出せないタイプだ。

逆に自由に自分の走りを追求していいなら期待以上の成果をポンと出せる自信がある。

もしいまこれを読んでくれている人で大学や実業団で競技を続けるか迷っている人がいるならば、競技続行を否定してくれそうな人にあえて相談をしてみて欲しい。

おそらくそういう人の方が冷静な判断をできている可能性が高いし、あなたさえ気づいていない、あなたの深層心理に気づいている。

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